水槽付消防ポンプ自動車を更新しました
帯広消防署柏林台出張所に配置している水槽付消防ポンプ自動車を更新しました。
◆基本仕様
新車両は、雪道や悪路の走行性に優れた四輪駆動方式(4WD)を採用しました。また、車両各部の照明にLEDを採用したほか、塗装の劣化やサビの進行を抑える電子防錆装置を設置するなど、耐久性に配慮した仕様としました。
消火に使用する水2,000Lを積載し、帯広消防署として3台目となる圧縮空気泡消火装置「Compressed Air Foam System(略称:CAFS)」を搭載しました。CAFSは、車両ポンプ内で水に少量の消火薬剤を加え、そこに圧縮空気を送り込み泡を生成する装置で、水の表面積が広がることで効率良く消火することができます。
◆主な車両装備等
ナイトスキャンチーフ
◀車両上部にLED式の照明装置を装備しました。全伸長までの所要時間は約15秒で、あらゆる方向に照射することができます。また、スイッチと同時にフルパワーで瞬時点灯し、消灯後も瞬時に再点灯することができます。
レスキューシート
▶小隊長席(助手席)に空気呼吸器取付装置内蔵型のレスキューシートを採用しました。隊員を指揮する小隊長が、素早く空気呼吸器を着装することで、出動途上の車内において、災害状況の把握・無線交信・隊員の安全管理など、多くの任務をこなすことができます。
新たな車両に搭載した機能を駆使し、火災の延焼拡大の防止及び早期の火災鎮圧に努め、住民の皆様が安全・安心に暮らせるまちづくりを推進していきます。