多言語通訳サービスを活用した外国人対応訓練を実施しました

 令和4年9月26日(月)、指令センターと本別消防署は、多言語通訳サービス(コールセンター)を活用した外国人対応訓練を実施しました。

 この訓練は、昨今、十勝管内に外国人労働者が増加していることに伴い、外国人による事故や急病が発生した場合に、救急要請や現場対応時において外国人関係者から、情報を円滑に聴取することを目的に実施したものです。

 訓練では、本別町内に在住のオーストラリア国籍1名、ミャンマー国籍2名の外国人の協力を得て、それぞれの想定において119番通報と救急現場での関係者や傷病者を演じていただき、指令センター、救急隊ともに多言語通訳サービスを介して傷病者情報の聴取を行いました。

 本訓練を実施したことで、外国人の方には、実際に日本での119番通報を体験してもらいました。
 また、指令センターは、通訳コールセンターを介して三者間通話を展開し、的確に情報を聴取し救急隊に情報伝達すること、救急隊は、通訳コールセンターを介して現場の外国人関係者や傷病者とコミュニケーションを円滑に行うことで、外国人の方への対応能力の向上が図られました。

 このような経験を重ね、住民の皆様の安全・安心を守るため、訓練を継続してまいります。

 

【想定①】
 作業場にて同僚の怪我により救急車を要請する作業員(ミャンマー人)

【想定①】
 救急隊が到着し、二地点三者間通話にて情報聴取している様子

【想定①】
 救急隊が二地点三者間通話にて情報聴取を行い、傷病者対応している様子

【想定②】
 夫の急病により救急車を要請する妻
(オーストラリア人)

【想定②】
 救急隊が到着し、二地点三者間通話にて情報聴取している様子

【想定②】
 救急隊が二地点三者間通話にて情報聴取を行い、傷病者対応している様子