消防協力団体感謝状贈呈式

平成30年5月28日、とかち広域消防局において消防協力団体に対する感謝状贈呈式を行いました。
受領団体はパナソニックスイッチングテクノロジーズ株式会社様で、協力して救急救命活動を行ったことにより男性の命が救われました。

【救急事案の概要】
平成30年3月15日15時57分頃、帯広市西25条北1丁目の同社内事務所において、54歳の男性従業員が突然意識を失い倒れました。居合わせた従業員、駆けつけた従業員が一丸となり、迅速な救命処置の開始、119番通報、社内に設置していたAEDによる電気ショックを行い、実施者を交代しながら有効な胸骨圧迫を継続したことにより救急隊到着時には呼吸と脈拍が回復しました。
その後男性は搬送中の救急車内で意識を取り戻し、現在、後遺症もなく無事に退院されております。

パナソニックスイッチングテクノロジーズ株式会社様につきましては、帯広消防署が推進する救命アシスト事業の協力事業所として平成26年6月30日に認定されて以来、充実した応急手当ができる職場環境整備にご尽力いただき、多くの従業員様に応急手当普及講習を受講いただいております。

この環境下のもと、救命のリレーが途切れることなく繋がり、迅速かつ的確な処置の実施によって尊い命が救われたものであります。

代表取締役社長山本氏は「講習受講の成果を発揮し、大切な職員を救ってくれた職員一同に大変感謝している。今後も継続して講習を受講できる環境を整え、多くの職員や来客者を守って行きたい。」品質保証部品質評価課課長石原氏は「救命処置やAEDの使用について、講習を思い出し実施することができた。私たちの救命処置で同僚の命を救えてうれしく思う。」と話されていました。

代表取締役社長山本氏へ、上田消防局長より感謝状が贈呈されました。

前列左から松尾様、山本様、石原様、上田消防局長。
後列左から上岡様、佐藤様、編田帯広消防署長。