第48回全道消防救助技術訓練指導会に出場します

 令和元年7月20日(土)札幌市消防学校で開催される「第48回全道消防救助技術訓練指導会」に、とかち広域消防局から6消防署18名が出場します。

 全道消防救助技術訓練指導会は、救助技術の高度化に必要な基礎的要素を練磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、全道の消防救助隊員が一堂に会し、競い、学ぶことを通じて、他の模範となる隊員を育成し、全道民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的として、毎年開催されています。

 大会には、「陸上の部」・「水上の部」が各8種目あり、十勝からは「陸上の部」の5種目に出場します。出場隊員は、全国大会への出場を目標に日々訓練に励んでいます。

【出場種目及び出場隊員】

【種目概要】

ロープブリッジ渡過
水平に張られた20mのロープを、往路はロープの上をうつ伏せで渡る「セーラー渡過」、復路はロープの下を伝う「モンキー渡過」という手法で渡ります。
はしご登はん
命綱をつけた後、高さ15mの垂直のはしごを登ります。災害時の建物への進入など、消防活動には欠かせない訓練です。
ロープ応用登はん
ロープを登る隊員と地上から補助する隊員、2人1組で協力し、資機材を使わずにロープを15m登ります。
ほふく救出
要救助者役を含む3人1組で、長さ8mの煙道に取り残された要救助者を、空気呼吸器を着装した隊員が救出、安全な位置まで搬送します。火災現場などで煙に巻かれた人を救出するための訓練です。
ロープブリッジ救出
要救助者役を含む4人1組で、向かいの塔へと水平に張られた20mのロープを渡り、取り残された要救助者をロープで吊り下げ、けん引して救出した後、隊員も脱出します。建物内に取り残された人を救出するための訓練です。