はしご付消防自動車を更新しました

 帯広消防署に配置している「はしご付消防自動車」を更新しました。

◆基本仕様

 新車両は、最新型40m級はしご車で、従前の車両と比較し、作業半径(水平方向の可動域)の拡大、傾斜矯正角(部署可能な傾斜角度)の増加のほか、はしごの揺れを瞬時に検出し打ち消す制振制御装置など安全・確実・迅速な活動を補助するための高度なはしご制御機能が追加されております。 

◆主な車両装備等

バスケット

◀はしごの先端に取り付けた籠のような装置です。積載荷重が従前の2倍以上の400kgとなり、要救助者の救助救出活動のほか、付属の電動式放水銃で放水活動をすることができます。

 

 

 

リフタ

▶はしごをレールとして上下に移動するエレベーターのような装置です。積載荷重が従前の1.5倍以上の300kgに増加したことにより、迅速に多くの要救助者を救出することができます。

 

 

 

救出時間の短縮

◀今までと違い、バスケットを取り外すことなくリフタを使用することが可能となったため、要救助者の救出開始までの時間を短縮できます。
 また、バスケット、リフタともに従来のものに比べ床面積が広くなり、積載荷重も増加しているため、多くの要救助者を短い時間で救出できるようになりました。

 

 

 新たな車両に搭載した機能を駆使し、火災の延焼拡大の防止、早期鎮圧及び要救助者の救助救出活動など災害対応力の強化に努め、住民の皆様が安全・安心に暮らせるまちづくりを推進していきます。