多言語通訳サービスを活用した外国人対応訓練を実施しました

 令和6年3月18日(月)・19日(火)、指令センターと本別消防署による、多言語通訳サービス(通訳コールセンター)を活用した外国人対応訓練を実施しました。

 この訓練は、昨今、十勝管内に外国人労働者が増加していることに伴い、外国人による事故や急病が発生した場合に、救急要請や現場対応時において外国人関係者から情報を円滑に聴取することを目的に実施したものです。

 訓練では、本別町内に在住のオーストラリア国籍の外国人の協力を得て、119番通報と救急現場での関係者を演じていただき、指令センター、救急隊ともに多言語通訳サービスを介して傷病者情報の聴取を行いました。

 指令センターは、通訳コールセンターを介して、三者間通話を展開するほか、的確な情報聴取・救急隊への情報伝達の方法を確認し、救急隊は、通訳コールセンターを介して、外国人関係者や傷病者とのコミュニケーションを円滑に行うことで、外国人の方への対応能力の向上が図られました。

 今後もこのような訓練を継続して実施し、住民の安全・安心の確保に努めます。

       【想定】夫の急病により救急車を要請する妻(オーストラリア人)
        救急隊が到着し、二地点三者間通話にて情報聴取している様子
外国人通報者からの通報を通訳コールセンターに接続し、三者三者間通話にて情報を聴取する様子(消防局情報指令課)