〇 せいかい!
119番(ひゃくじゅうきゅうばん)は、火事(かじ)で消防車(しょうぼうしゃ)にきてほしいときや、けがや病気(びょうき)、事故(じこ)で救急車(きゅうきゅうしゃ)にきてほしいときにかける番号(ばんごう)だよ。
火事(かじ)のときにかける電話(でんわ)サービスは大正(たいしょう)15年(ねん)にはじまり、翌年(よくとし)の昭和(しょうわ)2年(ねん)までは「112番(ひゃくじゅうにばん)」だったよ。
昔(むかし)は黒電話(くろでんわ)で、1秒(びょう)でもはやくダイヤルを回(まわ)せるようにダイヤル時間(じかん)の短(みじか)い番号(ばんごう)として指定(してい)されたけれど、「ダイヤルに慣(な)れていないためか間違(まちが)いが多(おお)かったため」、また「最後(さいご)に9を回(まわ)すことにより、おちついて話(はな)すことができるため」という理由(りゆう)で「119番(ひゃくじゅうきゅうばん)」になったといわれているよ。