応急手当普及講習

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 呼び掛けても反応がなく、普段どおりの呼吸もしていない、このような状態で倒れている人は、生命の危機が迫っている可能性が高いです。その時、その場に居合わせた市民が心肺蘇生法やAEDによる電気ショックなど、必要な応急手当を行って救急隊に引継ぎ、救急隊から医師へ命のバトンを繋ぐことで助かる可能性が高くなります。

 下の図はその繋がりを表しており、心停止の予防、早期認識と通報、一時救命処置までは市民の皆様に行っていただくことになります。


 応急手当を行うときに必要なのは知識と技術、そして、行動する勇気です。

 帯広消防署では、毎年多くの応急手当の普及講習を開催し、市民の皆様に応急手当の方法と重要性を伝えています。

 救急隊が到着する前にその場に居合わせた人が応急手当を行っているケースは年々増えています。その結果、市内では、心肺停止状態になった方の命のバトンを繋いだことで後遺症なく社会復帰できたという奏功事例が複数報告されています。

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・令和 5年 3月 帯広の森コミュニティセンター
・令和 3年 4月 帯広市西23条南5丁目路上
・令和 元年11月 帯広天然温泉ふく井ホテル
・平成30年 3月 パナソニックスイッチングテクノロジーズ
・平成30年 3月 とかちプラザ
・平成28年10月 JR帯広駅

1 受講対象者

 帯広市内在住または勤務地が帯広市内の人を基本とします。

2 定期開催の普及講習

普通救命講習Ⅰ

講習内容
心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)の技能を習得します。
自動体外式除細動器(AED) の知識や使用方法について習得します。
のどに食べ物を詰まらせた場合の対処法及び大出血時の止血法を理解します。

開催日程と会場(定員)
 毎月 9日…とかち広域消防局庁舎(西6南6) (50人)
 毎月第4日曜日…柏林台出張所(柏林台西町2) (20人)

開催時間
 13時30分〜16時30分【3時間】

講習終了後、普通救命講習Ⅰの修了証が交付されます。

実技救命講習

講習内容
 受講する1ヶ月前から前日までに、インターネット上にある応急手当WEB講習を受講し、知識を習得した方が対象になります。(詳しくはこちらをご覧ください)
 普通救命講習Ⅰの内容を、実技を主に習得します。

開催日程と会場(定員)
 毎月 19日…南出張所(西17南41) (30人)

開催時間
 18時30分〜20時30分【2時間】

講習終了後、普通救命講習Ⅰの修了証が交付されます。

上級救命講習

講習内容
 普通救命講習Ⅰの内容に加えて、搬送法、三角巾法、固定処置等を習得する。
 講習時間を短縮して開催するため、受講する1か月前から前日までに、インターネット上にある応急手当WEB講習(上級救命講習編)を受講していただきます。

開催日程と会場(定員)
 年1回 毎年9月(救急医療週間内の平日)…とかち広域消防局庁舎(西6南6) (20人)
 開催日については、当ホームページのお知らせをご覧いただくか、救急課普及担当に確認してください。

開催時間
 9時00分〜16時00分【6時間】

講習終了後、上級救命講習の修了証が交付されます。  

※ 定期開催の普及講習 申込方法
 受講希望日、受講者氏名(ふりがな)、生年月日、住所、電話番号、応急手当Web講習の受講証明書のID番号(実技救命講習受講希望者のみ)を申請書類(救命講習受講者名簿)へ記入し、電話、FAX、E-mailで受講希望日の1週間前までに救急課までお申込みください。  

※ 駐車場について
 とかち広域消防局庁舎…市役所駐車場または公共交通機関をご利用ください。
 南出張所・柏林台出張所…出張所の駐車場をご利用ください。

3 定期開催以外の普及講習

 ご要望に応じ、町内会や事業所単位で臨時または出前で実施します。
 原則、平日の日中に対応しますが、土日・祝祭日・夜間でも開催可能な場合がありますので、まずは救急課普及担当までお問い合わせください。

【臨時開催】
 10名程度の受講者を募って申し込んでいただければ、定期開催以外でも対応できる場合がありますので、まずは救急課普及担当までお問い合わせください。
 会場…定期開催同様、とかち広域消防局庁舎、南出張所または柏林台出張所

【出前開催】
 10人前後集まれば、指導員が出向いて実施します。
 会場…コミセンや福祉センターなど受講者が用意する場所

定期開催している普通救命講習Ⅰ、実技救命講習、上級救命講習のほか、下記の講習も受け付けています。

普通救命講習Ⅱ

講習内容
 普通救命講習Ⅰの内容に加えて、効果測定として実技と筆記試験を行うことで、より習熟を図ります。

講習時間…4時間

講習終了後、普通救命講習Ⅱの修了証が交付されます。

普通救命講習Ⅲ

講習内容
 普通救命講習Ⅰの内容で主に小児・乳児・新生児の傷病者に対する技能を習得します。

講習時間…3時間

講習修了後、普通救命講習Ⅲの修了証が交付されます。  

救命入門コース 45分コース

講習内容
心肺蘇生の技能を習得します。
自動体外式除細動器(AED)について学びます。

講習時間…45分間

参加証・修了証の交付はありません。

救命入門コース 90分コース

講習内容
心肺蘇生の技能を習得します。
自動体外式除細動器(AED)について理解します。

講習時間…90分間

この講習修了後、有効期限(1年間)以内に実技救命講習を受講すると、普通救命講習の修了証を発行することができます。

一般救急講習

講習内容
 受講者の希望に合わせて講習内容を決定いたします。心肺蘇生・AEDの使用方法・気道異物の除去方法・止血法・体位管理のほか熱中症の予防と対処法・心停止の予防・各種けがの応急手当、搬送法等の様々な内容を希望に応じて開催します。

講習時間…1~2時間程度(要相談)

※ 定期開催以外の普及講習 申込方法
 日程調整を要するため、まずはお早めに(講習希望日の1ヵ月前)救急課普及担当まで相談してください。講習の内容を選択し、申請書を救急課まで送信してください。

4 講習受講にかかる申請書

申請書

様式ダウンロード PDF Excel 記入例
救命講習受講申請書
普通救命講習Ⅰ 【3時間】
普通救命講習Ⅱ 【4時間】
普通救命講習Ⅲ 【3時間】
上級救命講習  【年1回、8時間】
※団体の申請時は、下記普及講習受講者名簿を合わせて提出してください↓
実技救命講習受講申請書
実技救命講習 【2時間】
※団体の申請時は、下記普及講習受講者名簿を合わせて提出してください↓
救命入門コース受講申請書
救命入門コース 45分コース【45分間】
救命入門コース 90分コース【90分間】
※団体の申請時は、下記普及講習受講者名簿を合わせて提出してください↓
普及講習受講者名簿
一般救急講習実施申請書
一般救急講習【1〜2時間程度】

5 再講習受講のお願い

 救命技能を忘れることなく維持向上させるため、2年から3年間隔で定期的に講習を受けましょう。

「おびひろ救命アシスト事業」についてはこちら

AEDの貸し出しについてはこちら

 

お問い合わせ先

〒080-0016 帯広市西6条南6丁目3番地1
帯広消防署救急課
TEL:0155-26-9132 FAX:0155-26-9133
E-mail obi_kyukyu@fire-tokachi.hokkaido.jp